「何で―……??」
「え?」
呟いた私に、意味がわからない、というように遥乃が首をかしげる。
「遥乃、何にもわかってないのに…何で…ッ、何で私がそんな風に言われなきゃいけないの―……!?」
「夏波―……キャッ!!」
気付くと、持っていた教科書を遥乃の足元に投げつけていた。
「遥乃みたいな甘ったれ、付き合いきれない。……自分が一番正しいとでも思ってるの??」
私は叫ぶ気にもなれず、そう吐き捨てると教科書をそのままにして遥乃に背を向けて歩き出す。
「夏波ッ!!」
聞こえてたけど
「ねぇッ、夏波!?」
聞こえないフリして―……。
「え?」
呟いた私に、意味がわからない、というように遥乃が首をかしげる。
「遥乃、何にもわかってないのに…何で…ッ、何で私がそんな風に言われなきゃいけないの―……!?」
「夏波―……キャッ!!」
気付くと、持っていた教科書を遥乃の足元に投げつけていた。
「遥乃みたいな甘ったれ、付き合いきれない。……自分が一番正しいとでも思ってるの??」
私は叫ぶ気にもなれず、そう吐き捨てると教科書をそのままにして遥乃に背を向けて歩き出す。
「夏波ッ!!」
聞こえてたけど
「ねぇッ、夏波!?」
聞こえないフリして―……。