柔らかい色をした茶髪。
まだ着慣れていなさそうなスーツ。
優しい瞳。
細身なのに、意外と肩幅とかもちゃんとあって男の人って感じ。
「―……み!!…夏波!!」
「え?な、何!?」
「降りるよ??」
「あ。う、ん……」
前を見ると男の人はもういない。
夢??
ケータイを握ったままの手が少し汗ばんでいる。
「夏波、寝ちゃってつまんなかったしずっと河野のこと見てたんだよ~!?」
「え?私、寝てた?」
「爆睡」
じゃあさっきのは??
やっぱり、夢―……??
うぅん。
受信BOXにはアイからのメールがちゃんと残ってる。
「夏波ー!?」
「ごめん!!今行く!!」
改札の向こうで首をかしげている遥乃に一応謝って素早く改札を通った。
まだ着慣れていなさそうなスーツ。
優しい瞳。
細身なのに、意外と肩幅とかもちゃんとあって男の人って感じ。
「―……み!!…夏波!!」
「え?な、何!?」
「降りるよ??」
「あ。う、ん……」
前を見ると男の人はもういない。
夢??
ケータイを握ったままの手が少し汗ばんでいる。
「夏波、寝ちゃってつまんなかったしずっと河野のこと見てたんだよ~!?」
「え?私、寝てた?」
「爆睡」
じゃあさっきのは??
やっぱり、夢―……??
うぅん。
受信BOXにはアイからのメールがちゃんと残ってる。
「夏波ー!?」
「ごめん!!今行く!!」
改札の向こうで首をかしげている遥乃に一応謝って素早く改札を通った。