「……じゃあお前は何を、やっているんだ?」



奴は真っ黒の髪の毛を際立たせるようにギロッと殺気を出し睨んで私にそう言った



……コイツ、私がこっちの世界にいるってわかってんのか?



「普通の女子高生だけど?」



取り敢えずそう答える



世界No.1の橘組の若頭やってまーす、なんて気軽には言えないのだ



「…そうか」



「まあまあ!雪も花蓮ちゃんも仲良くしよーよ?」



別に私は竜眼と仲良くするつもりはないんだけど



そう思いそのことを言おうとしたら



「別に私はあなた達と「ガラガラ」」




邪魔された



…誰かが入ってきたみたいだ