私がそう言うと彼は綺麗なミルクティー色のクセっ毛を揺らして
「やだああああ!!!! 僕は花蓮ちゃんとお話したいのおーーーー!!」
と、言われてしまった
……どうしたらよいのだろうか
あまり喋りたくないがこの子がかわいそうになってきてしまった私は
「……少しならいいよ」
と、言ってしまった
「ほんと!? やったあ!!!
んーじゃあ、僕の自己紹介するね!!!!
僕の名前は水上 春来 ~Suijyo Haruki!
竜眼~Ryugan~っていう暴走族の幹部だよ!!!!よろしくね!!!!」
…暴走族? 竜眼っての聞いたことあるな
関わったらまずいかもな、と思いながらも自己紹介してくれたので
「どーも」
と、反応しとく