仕方ないんだけど、でもちょっとだけ、物足りないような気持ちになってしまった。
沙耶のオススメのお店は、お昼時なので満席に近い状態だった。
内装はシンプルで、わたしたちは一番奥の窓際のテーブル席に座った。
さっそくメニューを開いて、わたしは頬を押さえる。
「わあ、こんなに色々な味があると迷っちゃうなあ」
「菜々花ってパスタ好きだよね」
「うんっ、好き。とくに和風のやつが」
答えたわたしに沙耶はそうだよね、と笑った。
絢斗くんと敦瑠くんはあさりのクリームパスタ、沙耶は茄子と挽き肉のトマトパスタ、わたしはきのこの和風パスタを注文した。
そして運ばれてきたパスタは、沙耶の言った通り美味しい。
絢斗くんたちも「美味い」と言いながら食べていた。
「ねっ、ここのお店いいでしょ?」
「うん! 美味しいし、値段もお財布に優しい」
「中学の友達が高校こっちで、駅前に超美味しいお店あるって言ってたんだよね」
「そうなんだ」
テストとかで学校が早く終わった日とか食べに来たいな、なんて思う。
沙耶のオススメのお店は、お昼時なので満席に近い状態だった。
内装はシンプルで、わたしたちは一番奥の窓際のテーブル席に座った。
さっそくメニューを開いて、わたしは頬を押さえる。
「わあ、こんなに色々な味があると迷っちゃうなあ」
「菜々花ってパスタ好きだよね」
「うんっ、好き。とくに和風のやつが」
答えたわたしに沙耶はそうだよね、と笑った。
絢斗くんと敦瑠くんはあさりのクリームパスタ、沙耶は茄子と挽き肉のトマトパスタ、わたしはきのこの和風パスタを注文した。
そして運ばれてきたパスタは、沙耶の言った通り美味しい。
絢斗くんたちも「美味い」と言いながら食べていた。
「ねっ、ここのお店いいでしょ?」
「うん! 美味しいし、値段もお財布に優しい」
「中学の友達が高校こっちで、駅前に超美味しいお店あるって言ってたんだよね」
「そうなんだ」
テストとかで学校が早く終わった日とか食べに来たいな、なんて思う。