奥では数えきれないほどの魔物の群れが、
町を破壊しているところだった

道端には踏みちぎられた草花が、
そして魔物によって命を奪われた人々が、
横たわっていた

「皆気を付けてね

ミカエル
ダーク
ライト
サナトス出てきて
好きに戦ってちょうだい」

『かしこまりましたご主人様』

『『わかったわ(ぜ)
ご主人様!(睦月!)』』

『後で後悔しても知らないぜ』

睦月の呼び出した使い魔たちは、それぞれ
魔物の元へと駆け抜けていった

「この子たちも呼んでおきましょう

セラフィス
ペガサス
ホワイトスノー

逃げ遅れた人々を助け出して安全なところへ
導いてあげて!」

『『『りょーかい!』』』

睦月よ指示を受け、使い魔たちはそれぞれ
行動を始めた