「ミカエル、私と契約して!」

本来なら
“私の使い魔となるべきものよ出てきて”
と唱えるはずだが睦月は例外で
普段から召還魔として様々な魔物を
召還しているので、個人名で唱えた
勿論これは普通の人は出来ない
なぜなら召還魔を呼ぶにもかなりの魔力が
必要となるのし、なんと言っても
個人名で召還するのは相手との信頼関係が
なければ出来ないのだ

『睦月様、またお呼びですか?』

睦月の前には先ほどウリエルの話に出てきた
大天使ミカエルが現れた

「いつもは召還魔としてあなたのことを
呼んでるけど、今日はちょっと違ってね
私と契約してくれない?」

『睦月様、唐突なお願いですね…
しかし睦月様のお願いならば喜んで
お受けしましょう!』

意外にも快く使い魔となってくれたので
皆のもとへ戻ろうとしたときに
いままでと違うことが起きた



なんともう一度魔方陣が光ったのだ!
そうして出てきたのは
黒龍と白龍だった

しかしどちらも睦月とミカエルに気づいて
いないようで喧嘩をしていた