「先生、待ってください!」

急いで先生を、追いかけていった三人はどうにか先生が職員室の中に入る前に会うことができた

「あっ
三人とも来ましたね
とりあえず急ぎましょうか
すぐに授業も始まっちゃいますしね♪
じゃあ、職員室の隣の応接室で簡単に説明しますね!」

三人は朝から少しテンションの高い先生について行き応接室の中に入った

「俺たちは先生の補佐で使い魔の召還はやらないんですか?
回復する役目みたいなことを言ってましたけど…」

「やっぱりその事を質問してきますよね♪
あなたたちは私よりも魔力が強いから、使い魔の召還をしたくらいでは魔力が無くなるはずがないと思い、その事を理事長に聞いたところ、私の補助もしてもらいなさいとおっしゃっていたので、ぜひあなたたちに手伝ってほしいと思いまして

あと、あなたたちには、他のクラスの生徒を教えるということもそのうちしてもらうことになるので!
まぁ練習みたいなものです!」

「質問なんですけど、私達が他のクラスの生徒を教えるというのはどういうことですか?」

「あれ、まだ言ってなかったですか?
言ったつもりだったんだすけどね…
まぁそれならちゃんと説明しましょうか
でも、時間がそんなにないので手短で

全ての学年のS3の人は昨日色々な特権があるって言いましたよね

そのうちの一つがAクラスの人に魔法を教えると言うものがあります
同じ生徒として分かり合えることとかがあると思うと言うことでこのような取り組みをやっています


そろそろ、使い魔の召還授業が始まるので行きましょうか
またAクラスの生徒に教えに行ってもらう時には詳しく説明すると思うので」

本城先生の話が終わり私たちは応接室を出て使い魔の召還授業の場所へと移動することになった

「面倒だから詠唱破棄で行くね
私と手を繋いで!
行くよ!!」

「やっぱり睦月さんはすごいですね
私も早く場所に行かなくては
空間を取り仕切るものよ 今力を貸したまえ
モーメント・ムーヴ!」

三人に少し遅れて本城先生も場所に移動した