任命式の司会は優翔が担当することになった

「ただいまより
 王族護衛部隊隊長任命式を行う

 次期隊長前へ!」

優翔の合図により
弥生は並んでいた場所を離れ
メンバーの前に出てきた

「女王陛下入場!」

そして優翔の合図により睦月も中に入ってきた


「本日より我王族護衛部隊隊長を
 今ここに居る全員を証人として任命する

 第37代隊長相原弥生!

 相原弥生は星使いとしてのたぐいまれな
 才能を持ちいかなるときも鍛練に励んできた
 
 彼女よりも私の方が隊長にふさわしいと
 思うものは今すぐに前へ出なさい!」


誰もが弥生の強さを知っているので
我こそはという人は現れなかった

弥生の隊長就任も無事に終わり睦月は
弥生に対して他の隊員にも戦いかたを
今ここで見せるような言った

対戦相手は睦月と

「恐れ入ります女王陛下
 私目が女王に攻撃することなど到底…」

「何を恐れているの
 貴女と私はもともと同級生でしょ
 以前のように本気で私と戦ってよ

 私は守られるだけの女王なんて望んでいない
 自らを守れなくてこの国を守れるなんて
 思っていないから!」