卒業式はその後もなんの問題もなく
無事に終了し今は最後のホームルーム開始を
待っている
ほとんどの人が既に涙を堪えられていなく
下を向きながら泣いていた
「これから最後のホームルームを行います
皆さんが無事にサクリトスを卒業
できることを嬉しく思います
あまり皆さんにいろいろしてあげることは
出来なかったですが私からも皆さんに
賞状があります
順番に来てください」
本城先生はそれぞれにあった賞状を
自ら作ってきた
いつも笑顔だった
近藤さつき
文月さくら
何事にもくじけずに取り組んだ
長月琢磨
能力を有効活用した
相原弥生
水無月優翔
クラスのムードメーカー
卯月優
神無月慶
リーダーシップを発揮した
如月咲希
小鳥遊睦月
それぞれのもらった賞状は文面まで全て
本城先生が手書きで書いたものだった
「「先生、ありがとうございます」」
「迷惑ばかりかけていたかもしれないけど
こんな俺を見捨てないでいてくれて
本当にありがとうございました」
「「笑顔を忘れずにこれからも
頑張っていきます
3年間本当にありがとうございました」」
「何か心配事があったら何時でも
言ってくださいね!
精霊神と一緒にすぐに行くんで!」
「魔力が全てではないということを
教えていただきありがとうございました
これからもこの能力を皆のために
使っていきたいと思います!」
「本城先生本当にありがとうございました
俺のことをアシスタントにしてくれた
葉月先生にもよろしくお伝え下さい」
「いろいろあった3年間でしたが
このクラスで過ごせて本当に良かったです
この場をお借りします
私は皆さんに黙っていたことがありました
咲希、優翔それに弥生だけではなく
皆にも伝えておきたいことがあります
今まで黙っていて本当にすいません…
私小鳥遊睦月は
この紅麻国の第1王女です
本当に黙っていてすいませんでした」
睦月は本当に最後の日に皆に対して
自分の身分を打ち明けた
「睦月ちゃん、言ってくれてありがとう
でもなんとなく私たち気づいていたのよ!」
「だってこの強さからして貴族であることは
間違いないだろ
でも小鳥遊という名字は上級貴族はおろか
何処にも名前がない」
「つまり考えられることはただひとつ」
「睦月が載冠式を迎える前の王家であること」
「王家の人は載冠式を迎える前や
引退すると別の名字を名乗るからな
その名字は公開されてないけど
睦月の立ち居振舞いからして間違いない
そう俺らは思っていたんだ
だけど睦月が自分から言わないということは
知られたくないんじゃないかってことで
誰もふれなかったんだ」
まさか自分の身分を明かしても
皆が既に正解にたどり着いているとは
思ってもいなかった睦月はとても驚いた
勿論身分を知っていた4人も
「私、身分のせいで皆が離れていくことが
心配だったの
だから…」
「私たちはこのクラスの仲間でしょ!
離れるわけないじゃん!」
「そうよ!
私たちの絆は誰にも裂けないわ!」
「本当にありがとう!
たまには王宮に遊びに来てね!
私たちが最高級のおもてなしをするから!」
無事に終了し今は最後のホームルーム開始を
待っている
ほとんどの人が既に涙を堪えられていなく
下を向きながら泣いていた
「これから最後のホームルームを行います
皆さんが無事にサクリトスを卒業
できることを嬉しく思います
あまり皆さんにいろいろしてあげることは
出来なかったですが私からも皆さんに
賞状があります
順番に来てください」
本城先生はそれぞれにあった賞状を
自ら作ってきた
いつも笑顔だった
近藤さつき
文月さくら
何事にもくじけずに取り組んだ
長月琢磨
能力を有効活用した
相原弥生
水無月優翔
クラスのムードメーカー
卯月優
神無月慶
リーダーシップを発揮した
如月咲希
小鳥遊睦月
それぞれのもらった賞状は文面まで全て
本城先生が手書きで書いたものだった
「「先生、ありがとうございます」」
「迷惑ばかりかけていたかもしれないけど
こんな俺を見捨てないでいてくれて
本当にありがとうございました」
「「笑顔を忘れずにこれからも
頑張っていきます
3年間本当にありがとうございました」」
「何か心配事があったら何時でも
言ってくださいね!
精霊神と一緒にすぐに行くんで!」
「魔力が全てではないということを
教えていただきありがとうございました
これからもこの能力を皆のために
使っていきたいと思います!」
「本城先生本当にありがとうございました
俺のことをアシスタントにしてくれた
葉月先生にもよろしくお伝え下さい」
「いろいろあった3年間でしたが
このクラスで過ごせて本当に良かったです
この場をお借りします
私は皆さんに黙っていたことがありました
咲希、優翔それに弥生だけではなく
皆にも伝えておきたいことがあります
今まで黙っていて本当にすいません…
私小鳥遊睦月は
この紅麻国の第1王女です
本当に黙っていてすいませんでした」
睦月は本当に最後の日に皆に対して
自分の身分を打ち明けた
「睦月ちゃん、言ってくれてありがとう
でもなんとなく私たち気づいていたのよ!」
「だってこの強さからして貴族であることは
間違いないだろ
でも小鳥遊という名字は上級貴族はおろか
何処にも名前がない」
「つまり考えられることはただひとつ」
「睦月が載冠式を迎える前の王家であること」
「王家の人は載冠式を迎える前や
引退すると別の名字を名乗るからな
その名字は公開されてないけど
睦月の立ち居振舞いからして間違いない
そう俺らは思っていたんだ
だけど睦月が自分から言わないということは
知られたくないんじゃないかってことで
誰もふれなかったんだ」
まさか自分の身分を明かしても
皆が既に正解にたどり着いているとは
思ってもいなかった睦月はとても驚いた
勿論身分を知っていた4人も
「私、身分のせいで皆が離れていくことが
心配だったの
だから…」
「私たちはこのクラスの仲間でしょ!
離れるわけないじゃん!」
「そうよ!
私たちの絆は誰にも裂けないわ!」
「本当にありがとう!
たまには王宮に遊びに来てね!
私たちが最高級のおもてなしをするから!」