「咲希、どういうことなの?」

「睦月達が来る前に精霊神が教えてくれたの
魔王が甦ると

そして名前を言っている途中で
さっきまでいた魔物に封印された


そして言っていた名前が高ノまで
部隊に所属する高ノなんて1人しか
居ないからすぐにわかったの

多分睦月の先祖のときに
何かがあったんだと思う
この頃昔の夢ばかり見ていたから
すぐにわかったの」

〝おしゃべりはそれくらいにしろ
我の仲間をすべて殺したお前らも
同じ目にあわせてやる!〟


巨大な翼を武器として魔王は
襲いかかってきた

睦月達4人は無事に直撃を免れたものの
部隊メンバー何人かが翼に直撃し
飛ばされていった


〝これが王族護衛部隊か
よくぞ今まで守ってこれたものだ〟


「私の先祖が関係してるかなんて
今は関係ない!

貴方を再び封印する!


地下に蔓延りし草木の根よ
己の中に眠りし自然界の魂を解放せよ!

アース・スパイア!」