「国王様は大丈夫なのか?」

優翔は心配そうに睦月に訪ねてきた
咲希も優翔の言葉に頷いていた

「よくあることだから心配しなくて大丈夫
過保護って言うのかなぁ~
お父様は

優翔は部屋が別の方がいい?
私の部屋があるから別々にはできるけど」

「俺は別にしたほうがいいんじゃないかって
思ってる
俺はまだ睦月の彼女じゃないからなぁ」

「そうだもんね
優翔の彼女じゃなくて許嫁だもんね

私が1人で部屋を使えばいいじゃん
2人は睦月の部屋で寝ればいいことじゃん」


咲希の思いがけない提案に睦月は
とても驚いていた

「俺はそれは出来ない
俺だけ1人部屋にして睦月と咲希で
睦月の部屋を使って寝なよ」

優翔は睦月と2人というのはさすがに
嫌だったらしく結果的にゲストルームを
優翔が1人で使うことになり
睦月と咲希が睦月の部屋を使うことになった