〝小鳥遊睦月の指導〟
「貴方が隊長を困らせてる新入隊員ね」
「別に困らせてる訳じゃないすっよ
ただ弱いから従いたくないって、思うだけ
前の隊長さんが生きていればよかったのに」
「どういうこと?
前の隊長なら従うってことなの?」
「そりゃ従いますよ
だって噂じゃ全属性もちでしょ
でも1ヶ月前くらいの戦いで
死んでしまってたなんて
俺その人に教わりたいって思ったから
入隊したのにさぁ」
どうやら睦月が元隊長ということは
外部には漏れていないようだった
「ねぇ私と賭けをしない?
私と貴方で戦ってもしも
私が勝ったら、私の指導を受けてくれる?」
「面白そうっすね
やりますよ!
俺が勝ったら俺に従ってくださいね
俺が部隊を辞めるまで」
「そう言えるのも今のうちよ
こちらからいかせてもらうから!
ブラック・シャボン!」
高ノ宮の周りには黒いシャボン玉が
膜のように覆った
どんどんできては割れていくシャボン玉は
割れるときに中に入っていた毒の霧が
出てきて体力を奪っていった
「我に癒しを与えよ
ホーリーライト!
我に光を導きたまえ
ライト・バースト!」
高ノ宮は完全詠唱で光系統の回復魔法を
唱えて体力を回復させた
そして睦月の目を眩まそうと、
強い光を繰り出した
「そんなんで私に勝てるとでも思ってるの?」
睦月は高ノ宮を煽るように挑発的に
聞いてみた
このときに睦月は気付かれないように、
無詠唱で隊長との戦いにも使った
ブラックホール・アロー・ベイビーを
唱えた
「なんでだよ!
いつ唱えてんだよ?
くそっ…
バリア!」
「そんな薄っぺらなバリアで私の魔法が
防げるはずなんてないでしょ!
こんなの魔法を唱えるまでも無いわね!」
睦月は手をバリアにかざして
少量の魔力を開放させた
バリアは粉々に砕け散った
高ノ宮は諦めたようでその場で
手をあげた
「俺の負けです
この魔法を解いてください…」
睦月は高ノ宮の影に刺さっている矢を
解除した
「貴方が隊長を困らせてる新入隊員ね」
「別に困らせてる訳じゃないすっよ
ただ弱いから従いたくないって、思うだけ
前の隊長さんが生きていればよかったのに」
「どういうこと?
前の隊長なら従うってことなの?」
「そりゃ従いますよ
だって噂じゃ全属性もちでしょ
でも1ヶ月前くらいの戦いで
死んでしまってたなんて
俺その人に教わりたいって思ったから
入隊したのにさぁ」
どうやら睦月が元隊長ということは
外部には漏れていないようだった
「ねぇ私と賭けをしない?
私と貴方で戦ってもしも
私が勝ったら、私の指導を受けてくれる?」
「面白そうっすね
やりますよ!
俺が勝ったら俺に従ってくださいね
俺が部隊を辞めるまで」
「そう言えるのも今のうちよ
こちらからいかせてもらうから!
ブラック・シャボン!」
高ノ宮の周りには黒いシャボン玉が
膜のように覆った
どんどんできては割れていくシャボン玉は
割れるときに中に入っていた毒の霧が
出てきて体力を奪っていった
「我に癒しを与えよ
ホーリーライト!
我に光を導きたまえ
ライト・バースト!」
高ノ宮は完全詠唱で光系統の回復魔法を
唱えて体力を回復させた
そして睦月の目を眩まそうと、
強い光を繰り出した
「そんなんで私に勝てるとでも思ってるの?」
睦月は高ノ宮を煽るように挑発的に
聞いてみた
このときに睦月は気付かれないように、
無詠唱で隊長との戦いにも使った
ブラックホール・アロー・ベイビーを
唱えた
「なんでだよ!
いつ唱えてんだよ?
くそっ…
バリア!」
「そんな薄っぺらなバリアで私の魔法が
防げるはずなんてないでしょ!
こんなの魔法を唱えるまでも無いわね!」
睦月は手をバリアにかざして
少量の魔力を開放させた
バリアは粉々に砕け散った
高ノ宮は諦めたようでその場で
手をあげた
「俺の負けです
この魔法を解いてください…」
睦月は高ノ宮の影に刺さっている矢を
解除した