「睦月様探しましたよ
国王様から今すぐに謁見の間に来るよう
仰せつかって参りました
ぜひ水無月様も一緒に

こちらへどうぞ」

こちらへと言いながら使用人は優翔を
連れていこうとしたが、
睦月がそれに気づき優翔は私と一緒にと
言って連れていった

「おい、どういうことだよ?
あの人が連れていってくれるんじゃ?」

「ここは自分の家よ
それにお父様はいつもはわざわざ
人を使いに走らせたりしないわ
直接頭にいれてくるから
優翔たちが正装をしてきたのも
無意識のうちにお父様から送られてたから

お父様は何かを企んでいるの
絶対に」

そして謁見の間に着き優翔に合図をして、
睦月は扉を開けた