佐々木 夏紀

中学2年生の2学期の初め

私は、笹野原学院に転入する事になった

「久しぶりだな~」

私は、校舎を見上げる

それは3年前の夏まで私は、この学校だった

その時は、小学生

この学校は、小中高全部同じの一貫校

この学校には、幼なじみが2人

同じクラスになる事を願い職員室のドアをノックする

「失礼しま~す。
転入してきた佐々木夏紀です。
担当の先生いますか~?」

「夏紀ちゃん久しぶりね~。」

「相変わらず元気だな~。」

などの声を先生にかけてもらいながら担当の先生を待つ。

「すまん、すまん、待たせたな。」

そういって出てきたのは、前の担任の先生だった。

「もしかして、牧っちゃん先生が担任~!?」

「嫌か?
ま、時間もあるし心の教室ででも話すか。」

まっちゃん先生ていうのは、牧原 達之ていう先生何だけど唯一私だけまっちゃん先生て呼んでるんだ。

それもノリで決めたあだ名だけどね~笑

椅子に腰をかける私とまっちゃん

「夏紀、相変わらずテンション高いな。」

「そ~かな?」

「何も変わってないしな。
そのタメ口もな。」

「はいっ!
現状~維持ってとこかな」

「もっとおとなしくなれないのかな~。
俺、夏紀の担任ってだけで恥ずかしいわ(笑」

「ひっど~い!」

本当先生ってひどい…

ま、それはそうか

「ってこのくらいにして、体の方「まっちゃん先生時間!」

「あ~、こんな時間か~、じゃあ行くか。」

私は、先生に着いていく。

「ここで呼ぶまで待っとけ。

ガラガラッ
転入生来たぞ~!
多分小学生からここに入ってる人は知ってると思うがな。
入れ~。」

「佐々木夏紀です!
よろしく~です!」

私は、元気に挨拶をする。

「あ~、なっちゃんだ~!」

「相変わらずだな」

そんな声がたくさん聞こえた。

「はい、はいみんなざわざわすんな~。
なら、恭介の横に行け。」

「は~い。」

私は、席に座る

なんか本当久しぶりだな~

そんな事を考えていると休み時間になっていた

「夏、久しぶりだね。
元気してた?」

そう声をかけたのは藤野 美穂だった。

美穂とは、幼なじみで大人っぽくてすごく面倒見が良くて、大好きなんだ。

「美穂~!
本当久しぶりだね~!
会いたかった~!」

「夏は、本当変わってないな(笑」

恭介が笑いながら私を見る

「それってど~いうこと?
良い意味で?」

「色んな意味でだな。」

「確かにそうだね。」

「ひど~い!
本当に美穂まで言わなくても良いのに~!」

「ごめん、ごめん。」

そういやいつもこんなだったな~

本当前に戻ったみたい…

いろいろ話ながらも強い視線を感じていた

その時は、今からの事考えてもなかった…