「羽音!?大丈夫か!? って、うおっ! 顔真っ赤じゃないか!? 病気か!? 熱ありそうだな! よしっ。早く帰ろう! 荷物持ってやるからな! 辛かったら言えよ?」 さっさと羽音の帰る支度をする海くん。 顔赤いの絶対、海くんの所為だから!! 病気かって? 恋の病気だよ!! って、そんなこと言えるわけないでしょうが!! しかも、本人になんて……!