貼り付けただけなのに男の子は顔を赤らめた。


「えっと、お客様?

気分が優れ「だ、大丈夫ですから!」

そうですか?

悪くなるようでしたら、保健室の方に行ってくださいね?」


そう言って、席へと案内をした。


「そこのおねーちゃん!

ちょっと注文いいかなー?」


案内をした席の隣の席のお客さんに呼ばれてしまった。



「は、はい!」


急いで返事をし、駆け寄る。


「ご注文を承ります。」


こちらもニッコリ笑って言う。


「キミ。」


「はい?」


「だーかーらー。注文はキミだって。」


うん。


いくらチャラそうな男の人でもこんな冗談言わないよねー。