「俺、いつか羽音に殺される気がする。」


「…殺っ!?」


殺すなんて!


とんでもない!


その後は、結局くっついたままソファに座っていろんな話をしていた。




海くんはずっと羽音のことを好きでいてくれたんだ………。


途中で海くんのお母さんが帰ってきて


「ちょっと海斗!
なに羽音ちゃんに抱きついてんのよ!


まだ食べちゃダメよ!!」


なんて変な事を言いながら羽音と海くんの間に割り込んできた。


海くんになんのことか聞いてみても、羽音は知らなくていいよ、なんて言って


教えてくれない。


けち。