きっと可愛くて、いい子なんだろうな。


お幸せに、なんて言えないよ。


あ。ヤバイ。涙が出てきちゃった。


「ふぇっ、ひっく。うぅ、」


まだなんにもしてないよ。


だから


泣いちゃダメ。
泣く資格なんて羽音にないよ。


海くんが起きちゃうといけないから、リビングに行って、お粥を作ることにした。