海くんを羽音のベッドに寝かせ、冷えピタをおでこに貼る。


その次は、お粥でも作ろうかな?


「じゃあお粥作ってくるね。」


そう言って、部屋を出る。





………………いや。出ようとした。



「……行かないで。お粥はいいから、ここに居て。」


パシッと腕を掴まれて、そう言われた。