輝「今から行くか?
それとも放課後じっくり調べてもらうか?
拓人なら、どっちが良いと思う?」

できれば今からでも行きたいが、こういう時の決断力があるのは拓人だ

だから、拓人の意見を聞きたかった

拓「今すぐに調べたいところだけど、今行ったら大和さんの事だし改めて来いって言われる可能性が高いと思う。だから、放課後の方が良いと思うよ」

輝「なるほどな
それじゃー、今はアイツの観察程度に調べとくか」

観察したら何か1つでも分かることがあるかも知れねぇな

でも、パーカーの奴人の視線とか気づきやすいよな

あれだけ強いしな…

拓「そーだな
って、アイツ何年なんだ?
クラスも分からないよね?」

……わ、忘れてた~!!

いや、待てよ

輝「それぐらいは俺等でも調べれるだろ」

そーだ、そのぐらいは調べれるはず

拓「それもそーだね
よし、ちょっと待ってて」

拓人は自分専用のノートパソコンを開いてキーボードを打ち始めた

こっちは拓人に任せたとして、アイツ等は何してんだ?

樹が興奮気味に何かを語って?いて、それを修と沙奈が呆れた顔でそれを聞いていた