大「こ、これは失礼しました!
私は隆浪 大和といいます
これから貴方の担任をやらせていただきます」

美「俺は緒野 夢桜です
これからよろしくお願いします」

隆浪先生が挨拶したから俺もした方がよかったよな?

ってか、せなんよな、うん。

大「こちらこそよろしくお願いします
それでは、早速緒野君の教室に向かいましょう」

美「はい」

海「んじゃ、大和後はよろしく頼むな~」

大「分かってますよ
失礼しました」

美「失礼します」

ガチャン

大「でわ、行きましょうか」

隆浪先生と歩きながら俺はさっきから気になっている事を聞いてみることにした

美「隆浪先生って何故俺にも敬語なんですか?」

隆浪先生は一瞬の動揺を見せたがすぐに元の表情になり、条件を出してきた

大「緒野君がパーカーを被って身を隠す理由を話してくれるのならば教えてあげなくもないですよ?」

美「チッ
隆浪先生って意外と固いですね」

大「ハハ、よく言われます」

やっぱ、この時期にこの格好は怪しいか

それより、話すわけねぇだろ

何のためにあそこから抜け出したんだよって話になるからバレるわけにはいかない