「そんなもんどうにかなるし
風邪なんてひかないから大丈夫!
でも、心配ありがとう」
「あっそ。
ほら、始まるぞ」
それからイルカショーは始まり
色んなショーがあった。
イルカの餌やりやりたい人と
聞かれたときは即座に手を挙げ
選ばれたので餌やりも体験できて。
餌を食べてるイルカの顔が
すごく可愛くて癒される。
洸琉は、
何がいいんだ?って感じで見てたけど。
イルカショーもぶじ終わり
私たちはやっぱり濡れた。
嫌そうな洸琉と楽しくて仕方ない私。
恋人というより
ほんとに私は子供みたいにはしゃぐから
兄妹?って感じなんだろうな。
「なぁ、腹減った」
「え?あ、もうお昼か。
何か食べよっか!」
「当たり前だ。
ほら、車戻るぞ?」
何が当たり前!よ!
本当はまだ見てたいけど
確かにお腹すいたし諦めよう。
「うん」
私たちは車に戻った。