「本当なら怒ることなんだろうけど…
そういうことさせちゃったのは
ママのせいでもあるもんね、ごめんね?
そんなことさせちゃって…」





ママ…もしかしてずっと気にしてた…?





私が悪いのに。





「ううん、私こそ、ごめんなさい」





「ふふ。
それから洸琉さんには感謝ね?
あなたを養ってくれたんだから」





確かに奴隷とか言われて
ムカつくこといっぱいあったけど
養ってくれたのは事実。





きっと洸琉いなかったら援交も続けてたし
今生きてたかすらわからない。





感謝だよね。





「そうだね?
洸琉いたから今の私がいるのかも」





そう言ったらママは
すごく嬉しそうな顔をしていた。