私は昼間なのに怖くて、体が震えた。

この場所に立っていた女の子はいったい…

「どんな子?」

あーそうだ!もしかしたら実在するかもしれない!

「確かね…なんかおかっぱの女の子だった」

「おかっぱの女の子?いないよ…このアパートに」

私は確信してしまった。
きっと私が見た女の子は、この世に存在しないモノだったんだと…