「やだーホントだ」
歩きながらその窓を見ていると、なんだか私たちを追い掛けているように黒い影が見ているようだった。
しかし、こんなのは気のせいだと思わせていた。
それは、ただの黒い影が人影に見えているだけだからだ。
いつものこと。
そう思っていた。
友達のアパートの前に着いて、ちょっと話したあと、
また明日ね!
そう言って彼女が階段を上っていくのを見ていた。
しかし、その前に私は違うモノを見ていた。
3人でアパートの前で話している時、私はふと何か視線を感じ顔を上げた。
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