「…夕日、行くぞ」




「…うん」






その言葉を合図にみんなでその場を離れる。










誰も後ろにいないことを確認して、真依が口を開く。





「どういうつもりよっ?!?!?!」






ひゃぁああっ…元から機嫌最悪だったしねぇ…







「うん、ごめん。ああなることは分かってたんだけど…





このままでも一緒だし…ってことでそれなら周りに勝手にカップルだと思わせればいいかなーと思ってね。」