「なんでそんなに頑張るの??」

「え??」

「だって、三ヶ月だよ?
女無理な俺を振り向かせるとか、無謀だと思わなかった?」

「それは、おもったよ?」

「じゃあ、なんで?」

「うーん…後悔したくないから!
自分に嘘ついてるの嫌だし。
だから、せめて三ヶ月頑張りたいと思ったんだ!」

「そう…なんだ。
変な人だね。やっぱ。」

「そう…かな??」

「うん。そうだよ。」

「で、でも、変な人は、嫌い…ですか?」

「変な人だからって嫌いってわけじゃ…ない、かな。」

「ほ、ほんと?」

「あ、でも、別に佐久間さんのこと好きってことじゃないから、ね?」

「あ、うん。わかってる!」

「うん。」

「で、でも、可能性は…」

「ない。」

「そ、そんなぁ…」

「諦めんの?」

「い、いえ!」

「あっそ。やっぱ、変な人だね…笑」

「なんで、笑うのー!
でも、笑ってたほうが私は好きです!」

「別に好かれようとしてません。」

「あ、そうだった…」


変な会話だけど、るみにとっては、嬉しいことでした。
スタートの頃よりは、前進できたかな?