姉「..ウゥ...ヒック....ウゥ..ウゥ」







痛い。痛い。痛い。痛い。
苦しい。苦しい。苦しい。苦しい。







姉「...私は価値のない人間だ」







みんな私に死んで欲しいんだ。
みんなそれを望んでいるんだ。

____だったら私が死ねばいいんだ。







姉「さよなら」







私は手首にカッターを当て切り裂いた。
血が溢れ出てくる。

あぁ、私は生きていたんだな。
“生命” を実感した。

次第に頭が真っ白になっていく。






母さん

いつも美味しい料理をありがとう。もっと食べたかったな。これからも笑顔が素敵な母さんでいてね。

父さん

仕事いつもお疲れ様。
私のせいでもっと迷惑かけちゃうね。
ごめんなさい。そしてありがとう。

奈乃へ

私の自慢の妹。私は奈乃が心配です。
学校は怖い所だけど...奈乃ならできる。
奈乃...自分の未来を切り開け。





いつでも死ぬ準備はできていた。
短文の手紙を引き出しから出して。
机の上に置いた。






私はふらふらとベットに移動した。
そして私は深い眠りにつく。