担任の先生が、あたしの前に来た。 「あなたが……」 「はい。そうです」 「どうぞ!入って!」 その一言に後を押され、高鳴りする胸を押さえながら……… ガラッ あたしは、一歩を踏み出した。 まだ、分からない未来へと…