『泰我いけよ!』

『あぁ?俺はいいよ・・・』

『ぃぃからやれ!』

『はぃはぃ・・・

俺の初恋は、近所の女の子。

単身赴任の親父だから、あんま友達いなくて・・・

ここより前に住んでた所なんだけど・・・

そこに4年間いて・・

一番長いと思う・・・

年長から小学4年まで。

その時に仲良かった幼なじみ?

めっちゃ元気で・・・

口悪いんだけど優しい子。だった。

まぁ、引っ越ししたから、終わりってとこかな?

これでぃぃかよ?』

へぇ~・・・

あいつにもこんな過去があったなんてねぇ~

「。。。愛璃?いいな・・・」

『えぇ~・・・やだよ。』

「みんな言ったんだからぃぃなよ!」

『わかったぁ~・・・

私の初恋は年長さんから小4までの4年間。

私の父も単身赴任で・・・

その土地が一番長かったかな?

その後からは引っ越ししたけど長くて1年。

今の土地は2年かな?

そのときの近所の男の子。

意地悪なんだけど・・・

かっこよくって・・・

いつも助けてもらって・・・

そんな男の子だったけど・・・

私より先に転校しちゃって・・・

終わっちゃった・・・』

「あっ!それって・・・

いつも話してた男の子?」

『ぅん・・・』

「写真もってるじゃん?

見せてあげれば?」

『おっ!見せて』

『俺も見たい!』

『えぇ~・・・

わかった』

愛璃はポーチの中から写真を取りだし、見せたとき私は見逃さなかったんだ。

泰我君が動揺してたのを・・・

その瞬間

泰我君は教室の外に出て行った・・・

『なんだよ、、、

あいつ』

『まぁ、いつものことだから気にしないで!』