『愛璃～!!　なんか呼んでるよ』

ドアのほうを見ると

隣のクラスの稲郷　守快って奴がいた。

まぁまぁ、有名でかっこいいほうらしいが…

たしっか…男達の間ではたらしだったような

『あの人…誰だっけ？』

『愛璃！あんた知らないの？？

守快君だよ?女の仔の誰もがうらやむ人だよ!!』

おぃぉい・・知らなかったのかよ…

『へ～…そぅなんだ

行ってくるね♪』

そう言って、稲郷とどっか行ってしまった。

はぁ～……

どこ行ったんだよ！

『愛璃☆告られるかもね♪』

「はっ！？」

……。

完璧からかれてる。

『よし!!追いかけよう！

てか、探しに行こう！』

『おぃ！郷季なに言ってんだよ。』

…………。

なんか張り切ってるし。

乗り気じゃねーし。

『ほら！行くぞ～！泰我♪』

「はっ！？行かねーし!!!!!」

『おぃ!!行くったら行くし』

「ちょっ！ちょっと…」

結局…連れて行かれてしまった。