『教条・・・・・・・・泰我君・・・・・』


教条泰我。

やっぱり、俺じゃん。

はぁ~・・・

「やっぱり。」

『やっぱりって!?』

(やっぱりって)って・・・・

お前気づいてなかったのかよ・・・

「やっぱり、お前が昔よく遊んでた・・・

結城愛璃だったのかってこと!」

『ほんとに、泰我君!?

まさかって、思ったけど・・・

あんなに、口悪くなったのかとは思わなかったから・・・』

「うっせーな。

口悪くなっててスミマセンよ」

『別にぃ?

口悪くなってたこと謝られても困るし!!』

そういいながら愛璃は笑っていた。


俺は、お前の笑顔が好きだったんだ。

太陽のように花が咲くように笑うお前。

ずっと笑っててな?

俺が隣にいなくても、お前は俺が見えなくても、

俺は、ずっと隣にいるつもりだから。


「(笑)お前の笑顔変わってねーな!」

『・・・・あっありがとっ!

そっそうだ!

携帯番号教えてよ!

あと、メルアドも!』

「いいけど。」

そう、俺が言ったら昔と変わらないあの笑顔で俺の携帯をとって交換した。

そして・・・

『やった♪

ありがと!

これで、いつも連絡とれるね♪

・・・だって、私寂しかったんだからね?

手紙ちょうだいって言ったのに、、ずっと待ってたのに・・・

なんにもくれなかったんだから。

何度も何度もポスト見て・・・

引っ越しするってお父さんに言われたときは、もぅずっと会えないって思っちゃった。

でも、会えて嬉しい。よかったぁ~・・・・』

・・・・そんなこと突然言われても・・・

でも、愛璃変わってなくてよかった。

「俺・・・も、会えてよかった。

手紙は、だそうと思ったんだけど、色々と大変で・・・

ゴメンなぁ?」

『別にいいよ!

会えたんだから☆★☆』

「まぁ・・・な。」