7:00・・・・

「うっぅん・・・・今・・・7:00!?」

やばぃ・・寝坊だよ・・・


「行ってきます!」

私、結城 愛璃。

今日から高校1年生。

中学3年生から、こっちに引っ越してきて・・・

お父さんが単身赴任だから引っ越し引っ越し・・・

やっと、この土地にも慣れてきた頃。


『おはよっ!』

この子は西城 絵美。

大人っぽいくせに、ちょっと抜けてて・・・

憎めない存在。

私の親友なんです・・・


「同じクラスになれるといいね~」

『うん!一緒のクラスがいいねぇ~』

そして、クラス発表の時・・・

結城・・・結城・・・結城・・・1-B

あった!!

西城・・・西城・・・西城・・・1-・・・・・B!!!!!

「やったぁ~・・・同じだよ!」

『ぅん!やった☆』

「早く教室行こー」


まさか、これが運命の出会いだなんて思わなかったよ?

あなたも、わかってた?


教室に向かう途中・・・・

バンッ

「いたっ」

『こっちの方がいてぇーよっ』

「はぁ?ぶつかったんだから、謝ってくれない?」

『おめーが謝るべきだろ!』

「おめーじゃないし!!ちゃんと名前ぐらいありますよ!」

『愛璃行こっ?あんな奴なんかほっといて』

『ぉいっ!名ぐらいなのって行けよ!』

「ぅん。行こっ!結城 愛璃!私の名前。」

まじ最悪・・・

こんな日にかぎって・・・

『結城・・・・愛璃・・・・!?』


「あぁ~もぅ!ありえない・・・あんな態度の悪い奴にぶつかるなんて」

『ドンマイ。しょうがないよ?あんな奴はほっとくのが一番!』

「だね!ほっとこ・・・」

『あっ!!教室ついたぁ~!席近いじゃん?やったね☆★☆』

「ぅん!」

あんなことがあったけど・・・

楽しい高校生活が送れそう♪