−高校−
「わぁ…」
そこには綺麗な桜があった
おもわず立ち止まってしまった
「あの…これ落としましたよ?」
うわぁかっこいい…
「えっと…ありがとうございますっ
かっこいいですね♪」
「えっ…」
顔が赤くなっていた
なんでだろ?
まさかっ変な事言っちゃった!?
「ごめんなさいっ
変な事言っちゃいましたか…?」
くすくす…
え?
もしかして笑ってる!?
「あっ…すみません…
つい面白くって…」
そうなんだ
ならよかった…
「そうだ
よかったら友達になりませんか?」
え!?
やった
嬉しいっ
「勿論、よろしくお願いしますっ
私、松坂夢愛っていいます!」
その人はまた笑って
「こちらこそ!
僕は佐藤絢斗です」

これが恋になるとは思わなかった
私達の出会いだった