ポポポン♪ポポポン♪
ポポ…

軽快にポップなリズムを刻む
携帯を黙らせる。

大きなあくびを1つして、
目覚まし前に起きた自分を誉めつつ
今まで目覚ましで起きれなかった理由を理解。


アラーム音変えよ…


爆発コントみたいな髪を手で解かしつつ
くたびれたカーテンを勢いよく開ける。

たちまち四畳半の狭い部屋は
朝日でいっぱいになった。

朝方まで居た友人達の置き土産
無数のアルミ缶達が
ところ狭しとそびえ立っている。


片付けて帰れよ…


愚痴を呪文のように唱えつつ
雑誌を手に取り、ベッドへダイブ。