何ヶ月ぶりにゆずと二ケツして、前によく行ってた、おいしいパフェがある店に入った。
店はまったく変わってなくて、パフェの味も何ら変わってなかった。
「おいしいね」
「やっぱりここのパフェが一番だよねー」
「だよね!」
久しぶりのパフェに、久しぶりの女同士の会話で自然にテンションが上がっていた。
もう葵と菊哉がどうなっていようと関係ない。
あの二人なら大丈夫。
私が一々心配することない。
だからもう、あの二人のことを心配するのは止めることにした。
きっと来週ぐらいになったら、またいつもの二人に戻ってるかもしれない。
「今日は楽しもう!」
「ちょ、急にどうしたの?」
「もう心配するのは止めた!」
あの二人なら、きっとどんなことがあっても平気なような気がするし。
私が心配してもどうにもなんないし。
だったら余計な心配してもしょうがない。
ここは大人しく待ってよう。
「ってか、おいしいー!」
「かなりおいしいよねー!」
「ヤバいー!」
「テンション上がるー!」
「あのー…、他のお客様のご迷惑になりますので、もう少し静かにしていただけるでしょうか」
「…、はい」
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