「じゅーう、きゅーう、はーち」



するとアイちゃんは10秒のカウントダウンを始めた。



やばっ。



逃げなきゃ。



私は中央階段を登り、4階に着いた。



だ、誰か…!!



誰か助けて!!!!



私は近くにあった教室に入った。



と、とりあえずここで待機しよう。



足も疲れてきちゃったし…。



「中村さん?」



と言う声をして私は辺りを見回した。