放課後になり、私ま雨と二人きりで家路を歩いていた。 早速、風ちゃんが言ってたことやってみよう……。 ドキドキしてくれるといいな。 そう思いながら、クイッと雨の袖を引っ張る。 「あ、雨……。」 そして、雨を見上げるように見た。 すると、雨は顔をフイッと逸らす。 もしかして照れてるのかな……と思ったけど、 「……さ、さっさと行くぞ」 そんな様子はなくて……。