結芽はなにもなかったかのように花火をみていた。



俺は気づかなかったんだ。結芽の目に大粒の涙があったことを…

「翔太君…私トイレいってくる」


「おう。俺もいくか」


「いいよこないで。」


俺はそのまま花火をみながら待っていた。


結芽はそのまま帰ってこなかった


その後limeで、

〖今日は楽しかった。足痛いからかえるね〗


それだけきたんだ。


それを信じていた。新学期まで