私は1人になり、理事長室に向かった。
トントン
時「はーい。」
中から時雨の声が聞こえた。
ガチャ
私はドアを開け、中に入った。
時「結愛か。」
「1人になったから来た。」
時「…そうか。」
「その様子だと知ってるんだね。」
時「あぁ。
蒼聖から連絡が来た。」
「そっかぁ。」
時「まぁ、この事はあいつらに任せて
結愛はここでゆっくりしとればいいからな。」
「うん。」
私もみんなの力になりたい。
堀江美雨乃のことも龍月の姫になったのにあれから何も情報を掴めないでいる。
………。
「時雨、パソコンある?」
時「あるけど?調べるのか?」
「うん、私が出来ることはこれしかないから。」
時「そんな事はないが…
分かった、持ってくるから待っとってくれ。」
「うん。」