「どこから走ってきたの?」


流「えっと…倉庫からです。
慎史が教えてくれて…。」


「あなたってバカなんだね。」


流「悪口ですか?」


「違うよ。褒めてるの。」



流輝となら一緒にいても大丈夫かな。



「最近、学校来てなかったのは?」


流「もう1人の姫が学校行きたくないって行って
そしたら、みんなも行くなみたいな感じで…」


「姫は総長と同じ位の権限があるからね。」


流「はい。」


「でも、それ破ってるよね?」


流「あ!」



流輝はヤバイって顔をした。



「戻る?」


流「……戻りません。」


「いいの?」


流「あそこにいても楽しくないので。
葵依さんと一緒にいる方が楽しいです!」


「あなたって本当にバカなんだね。」


流「やっぱり、悪口ですよね?」


「さぁ?」