「…いや!!いかないで…り……くっ!!」 「…さ…やっ…大丈夫…おまえ…ならっ まかせ……られるっ…」 「りくっ…りくっ…」 ――――――――――――― ――――――――…… 「…りっ……くっ!!」 涙がいつのまにかポロポロと溢れだしていた。 夢…だったのか。 足や手もガタガタと震える。 久しぶりに見た。あんな夢……。 あれから、もう1年たったのに…。