「私が卒業して6年だからもう8年前だよ?」


「もうそんなに経つのか…。あっという間だなぁ〜」

「あそこが図書室だったよね?裕翔さんが卒業式に私に''俺と結婚してください!''って言ってくれた場所」


「恥ずかしい///」


裕翔さんは、耳まで赤くして下を向いた。


「スーツ着てて余計にかっこ良かったよ?」


「そうだった?///」


裕翔さんは、ニヤニヤが止まらない状態。


「死ぬまで忘れたくない」


「死ぬまで忘れないじゃなくて?」


「うん!忘れたくない!」



「じゃあ、忘れるかもしれないってことじゃん…」


絶対忘れないよ。