「紗凪さん、そこに座りなさい…」




「…はい」



紗凪に椅子に座るように言って俺は、寝室から救急箱を取り出してテーブルに救急箱を置いた。



「ヒリヒリするっしょ?」



「大丈夫だよ?あ、でも痛い…」




どっちだよ笑




救急箱から消毒液と絆創膏を取り出して紗凪の右腕に消毒液をかける。



「あ''ー!!しみるしみる!!」



絆創膏を紗凪の腕に貼った。




「はい、どうぞ」




「ありがとう」




「気をつけてよ?」




「うん」



と言って俺に抱きついてきた。