次に


「裕翔さーん!ちょっときて〜」



と俺を呼び紗凪の声



お風呂場に向かうとバスタオルを巻いた紗凪と口元を手で押さえる大翔がいた。



「ママの腕がぁ…」



え、腕?




…!?






「…これ、どうしたの…?」



紗凪の右腕から血が流れていた…