あ~どうしたもんか…



「れーいーなーちゃん!」


げ…
教室の入り口で麗奈を呼ぶのは…


危険人物。セツナだ。


って…あれ?


「麗奈、セツナと知り合い?」


「あ~なんか最近つきまとってくる…」


「麗奈ちゃん!無視しないでよ~」


いつの間にか、セツナは
私たちの近くにいた。


「ちょっと!セツナ!
私の麗奈に近づかないでよ!」


「吠えるなー!華!
はい、エサ。」


「むぐ…」


セツナまで私をいぬ扱い。

チョコが口にいる…


「変態。ウザイ。消えて。」


「無理ー。
でも強気なのもたまらんね。麗奈ちゃん、今日暇ー?」


「暇でもアンタとは遊ばない。」


麗奈は、セツナをきっぱり突き放してる。


でもお構い無しのセツナ。