「不審者に付け回された!?」



「しっ!伊織、声が大きい!」



神社に帰ると、私はすぐ伊織に相談した。



何となくお父さんに言うのは躊躇われて、家にいた伊織に相談することにしたのだ。



身体が大きくてがっしりしている伊織は何となく安心する雰囲気の持ち主でもある。