もう一度…君を近くで見たい。
また触れたいんだ。


林檎みたいな頬に…






ピロリロ~♪

俺の携帯が突然鳴りだした。




―――――
姉貴
―――――
お母さんが
早退しなさい
だってさぁ~
―――――




やった!!早退するする!!
どうせばぁちゃん家行くとかだろ…



俺はルンルンで教室に戻って
姉貴の待っている正門に向かった。

けどその途中に…


君にばったり会ったんだ。