「すみませんっ!」


響き渡ったその声は

あまりにも

透き通った

美しい、
また力強いとも言える

そんな人を魅了させるような声。

響き渡った声をたどって
茶竹 咲を、彼女の容姿を、
見て固まってる人は体育館内に何人居る事だろう。

もしかしたら、
ここにいる人たちみんな
彼女の声を聞き、
彼女の容姿を見て、
固まっているのだろう。

じっさい私もその一人だったけど、、。



隣な席にやってきた彼女を見て

堪えていた笑いが、
堪え切れなくなってしまった。

だって、みんなまだ固まってる。笑
そして彼女も、なんかの独り言をつぶやいてる。
その容姿から考えられないわ。
なに、この状態



やばい、堪えろ、自分。




「もう、だめ!っっふっ!
もう茶竹さん?最高だわ!!!」